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9年連続出場となった昨年の「紅白歌合戦」を最後に、年が明けた1月5日に「放牧宣言」を発表した3人組バンド「いきものがかり」ですが、これは活動休止などではなく事実上の「解散宣言」だといいます。

 

「紅白や民放の歌番組ぐらいでしか彼らを聴かないようなライトなファン層は、まさかの活動休止に驚いているようですね。いきものにかけた『放牧』という表現は、近いうちに戻ってくる、再活動もあると示唆しているわけですが、業界内では事実上の解散だとする声も多い」(芸能誌記者)
[日刊サイゾーより引用]

 

ということですが、実はバンド内の仲の悪さはファンには周知の事実だったようで、メンバーの山下穂尊さんは昨年春に「一般的な印象として3人は仲良しと言われていますが、真逆。仲良しではない」と明言しています。

 

当事者がここまでハッキリと断言するのは珍しいと思いますが、逆に考えるとそれだけメンバー間の仲は修復不能な状態まで壊れていたということなのでしょう。

 

「いきものがかりの場合は、メジャーになるにしたがって、ボーカルの紅一点・吉岡聖恵ばかりが世間に顔が知られるようになった。ブレイクした直後の紅白の舞台裏でも、彼女ばかり特別扱いされていたと暴露されていましたね。最初は笑い話だったと思いますが、それが重なるにつれて、男性2人が“面白くなくなる”のもうなずける。しかも、最近はギャラで揉めているというウワサもありますし、吉岡が事務所の方針で女優活動に力を入れ始めているという話もあります。それに、メンバーがファンを顧みず公の場で『仲良しではない』と語るのは、いつの時代も解散寸前を意味していますから、いきものがかりはとっくに死んでいたと言われてもしかたありませんね」(女性誌記者)
[日刊サイゾーより引用]

 

 

ファンからは今回の「放牧宣言」を惜しむ声も多いですが、その一方で「仲の悪いイメージでは聴き辛い曲ばかり」など、ディープなファンほど受け入れている傾向も。

 

また、ボーカルの吉岡さんは作詞作曲を手掛けていませんが、それなのになぜかスター気取りで女優にまで色気を出し始めたことも、他の二人からすれば面白くなかったのかもしれません。

 

「グループの音楽性を生み出しているのはオレたちだ」というプライドもあるでしょうから。

 

ちなみに、作曲家印税の面では、多くのヒット曲を生み出したリーダーの水野良樹さんがダントツで潤っているんだとか。

 

そこに関しても、山下さんと吉岡さんにとっては「ちょっと、待ってよ!」的な思いがあったのかもしれません。

 

とりあえず、「放牧が終わったら帰る」という選択肢は残されているものの、3人が小屋に戻ることはなさそうです。