5月1日に放送されたラジオ「アッパレやってまーす!」で、ドランクドラゴンの鈴木拓さんが、アンガールズの田中卓志さんの姿に涙が止まらなくなったエピソードを語りました。

 

その裏には、フジテレビの過剰な演出があったことが明らかになり、視聴者から非難の声があがっています。

 

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「鈴木によると、あるバラエティ番組で芸人たちの母親が作った弁当の味を審査する企画が行われたそうです。そのとき田中の母親が作った弁当は審査員たちから『まずい』と酷評されたそうで…」(週刊誌記者)

 

芸人の母親もそんな扱いはしょっちゅうある。覚悟の上だろうが、田中のお母さんの反応は?

 

「ショックを受けて泣き出しそうになったんです。それを見た田中は『俺はこの弁当の味がすごい好きだ。忙しい中、一生懸命に弁当を作ってくれた。俺はこの味で育ったし、今でもこの味が大好きだ』と声を荒げながら弁当を食べ始めたそうです。母を必死にかばう田中の姿に、鈴木は『涙が止まらなくなった』と告白しました」(前同)

 

そんなことがあったんだ?

 

「放送後、この情報は瞬く間にネットで拡散され、田中の母が作った弁当を酷評した芸能人を特定する流れになりました。そして、番組名は『はねるのトびら』で率先して弁当をけなしたのは当時読者モデルだった小森純だと判明します」(前同)

 

なぜ小森は田中のお母さんにそこまでひどいことを言ったんだろう?

 

「鈴木は真実を知っているので小森をかばいました。実は番組の企画が田中を怒らせる様子を笑いの中心に据えると決めており、台本があったんです。つまり小森は気が進まないながら、セリフ通りに『まずい』と言ったわけです」(前同)

 

じゃあ、小森もとんだ迷惑だったわけか?

 

「そう。彼女は2012年、ペニーオークション詐欺に関わったとしてバッシングを受け、テレビから姿を消し、今度は6年前の番組で再び攻撃されたわけです」(前同)

 

なるほど…。じゃあ、田中のお母さんを傷つけた張本人はフジテレビってこと?

 

「そういうことです。番組のディレクターはお笑い芸人を何をやっても笑って許してくれる奴隷のような存在だと思って軽蔑しています。他人を見下して快感を得る最低の人間が、放送界に増えているってことでしょう」(前同)

[NewsCafeより引用]

 

ということですが、テレビ業界で働く人たちのモラルの低さは今に始まったことではありませんし、正直、このようなゲス話を聞いても驚きはありません。

 

最近はネットメディアの勢いに押され、テレビもオワコンとならないための必死の抵抗を続けていますが、現場がこのような状態ではそれもいつまで持つのか…

 

特にフジテレビは社長が実質的に解任されたばかりですが、いくらトップが変わっても実際に番組を作る人間がここまでクズだと、前途は多難のようです。

 

それにしても、こうやって番組の裏側を出演者本人が暴露するわけですから、よほど腹に据えかねたんでしょうね、鈴木さんも。

 

視聴者は制作側が思っているほどバカではありません。

 

それに気付くことができるかどうか、それがテレビ復活の鍵を握っているような気がします。

 

※そのうち、ユーチューブにも淘汰の時代が訪れるのでは?