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4月23日からフジテレビ系日曜9時に放送されている観月ありささん主演ドラマ『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』が海外人気ドラマ『BONES』の「公式」パクリだと言われる理由が報じられています。
■『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』と『BONES』
原作である『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』は、2012年に投稿サイトに掲載された太田紫織さんによる同名web小説で、同年実施された「電子書籍大賞」のミステリー部門を受賞し、翌13年に角川文庫より書籍化されました。
現在はシリーズ化され、累計販売部数100万部を超える人気作品となっており、2015年にはアニメ化もされています。
そんな人気小説ですが、骨から難事件を解決するというと連想するのが2005年から放送されている海外人気ドラマ『BONES』です。
『BONES』は「ボーンズ」と呼ばれる女性法人類学者テンペランス・ブレナンを主人公に、現場に残された被害者の“骨”から証拠を見つけ、事件を解決に導いていく姿を描くもの。
『櫻子さん-』は良家のお嬢様にして「骨」を愛してやまない標本士の女性・九条櫻子が高校生である館脇正太郎ともに事件を解決していくというもの。
まあ設定はそっくりです。
■『櫻子さん-』が「公式」パクリと言われる理由
『櫻子さん-』が「パクリ」ではなく「公式パクリ」と言われるのは理由があります。
「14年には『BONES』の版権を持つ20世紀FOXと『櫻子さん~』の版権を持つ角川書店が2作品のコラボキャンペーンを開催しています。BONESのスピンオフ小説が角川から発売されている関係からも『公式パクリ』と呼ばれているんです」(ライトノベル編集者)
[アサジョより引用]
角川書店も優秀賞に選んだはいいけど何処かで見た話だ、どうせなら「パクリ」と言われる前に正式なものだとしてしまえ、みたいな感じだったのでしょうか。
ただ、さすがにミステリーの種明かしの部分まで一緒ということはないでしょうから、あくまで設定が同じということではありますが。
『櫻子さんのー』原作の方は『櫻子さん』以外でも賞を受賞している方で、今は雑誌に連載を持つなどすっかりプロですから、きっと今後もオリジナリティあふれる作品を発表していくのだろうと思います。
それにしても、最近変わった個性を持つ人が事件を解決するタイプのドラマが多いです。
結局ミステリーのキモの部分はパターンがあるからその周辺である主役や出演者のキャラで勝負しようとするのでしょうか。
今回の観月さんは話し方に特徴があり、昨年TBS日曜劇場で放送された織田裕二さん主演『IQ246』を彷彿とさせ、設定は『BONES』キャラは織田裕二さんとは。
ドラマは今日から放送開始となっており、明日気になる視聴率が発表されます。
ウラで放送されているTBS日曜劇場『小さな巨人』とどちらがニッコリするのでしょうか。
◆観月ありさは
放送前から見放されていた…→ geinou ranking
櫻子さんの足下には死体が埋まっている(八月のまぼろし) [ 太田紫織 ]
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