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7月17日スタートの7月期月9ドラマ『コード・ブルー ードクターヘリ救命救急ー THE THIRD SEASON』は、放送が発表されたときには「久々に月9が楽しみだ」と大歓迎の声が上がり、低迷が続く月9の救世主になるかと思われましたのですが、非常に大きな不安要素があります。
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■脚本家がヤバイ
ドラマはキャストも大事ですが脚本家も大事。
しらべぇのアンケート結果によるとおよそ4分の1の人が脚本家によりドラマを観るかどうか決めることがあるんだとか。
初回の視聴率はキャストの力、2話目以降は制作の力と言われていますが、どんなにキャストがよくてもストーリーが面白くなければ観ていられないのが現実です。
『コード・ブルー』はそんな大事な脚本家が、今回の第3シーズンになってこれまでの林宏司氏から、安達奈緒子氏に変更となりました。
原作ありきのドラマではなくオリジナル作品ですので、脚本家が変われば当然内容も変わるのが自然の流れです。
安達さんは『大切なことはすべて君が教えてくれた』『リッチマン、プアウーマン』『失恋ショコラティエ』『君に捧げるエンブレム』『大貧乏』といった、恋愛要素の多いドラマを手がけてきています。
『コード・ブルー』はこれまで恋愛要素は極めて薄く、硬派な医療ドラマという路線でしたが、そこに変化が起きてしまうと話が変わるのではないかという不安が指摘されています。
もう一つ注目されているのが、今年に入り放送された『君に捧げるエンブレム』『大貧乏』がともに一桁で大コケだったこと。
『大貧乏』はTBS日曜劇場のウラのフジ日曜21時で、同時期に木村拓哉さんの『A LIFE』が放送されている中で小雪さんが主演と厳しいのはわかりますが、4.9%、『君に捧げるエンブレム』は櫻井翔さん主演の新春スペシャルドラマで8.4%でした。
これはもう、『コード・ブルー』観るのがコワイですね。
■フジテレビから脚本家が逃げている現状
シリーズものは必ずしも同じ脚本家とは限らないとはいえ、『コード・ブルー』の1期、2期を担当した林さんはなぜ3期を担当しなかったんでしょうか。
林さんは『医龍』シリーズや『離婚弁護士』、『BOSS』など2011年まではフジの作品ばかり手がけてきましたが、その後はフジを離れてテレ朝で『アイムホーム』カンテレで『お義父さんと呼ばせて』などを手がけています。
2011年というと、韓流ブームを捏造しているとしてフジテレビデモが起きた年でした。
その前後、フジテレビのドラマでは、例えば前田敦子さん主演の『イケパラ』では原爆の日の翌日に「LITTLE BOY」と書かれたTシャツが出てきたり、瑛太さん主演の『それでも、生きてゆく』では「JAP18」という文字が書かれた雑誌が映ったりと、なんだかよくわからない反日っぽい仕込みがよくありましたから、そういうのがイヤで離れるといのも考えられなくはないような。
最近は最近で脚本家にスポンサー関連の商品を絡ませるよう強制したり自由度がなくなりフジ生え抜きの脚本家が逃げているともいいます。
フジテレビのドラマはリメイクや続編が多いですが、そのたび別な脚本家がついて作品のイメージを変えていってしまうと、せっかくの良作がなくなってしまいそうで残念です。
コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命 スペシャル [ 山下智久 ]
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