第一話が8.2%、第二話が6.2%と厳しい状況の井上真央さん主演『明日の約束』。
よく言われる理由は「重すぎる」「暗すぎる」というもので、たしかに毒親を多く扱い挙句に生徒の自殺までありますから観るのは疲れます。
そんな重たいテーマを扱うドラマの現場は意外と朗らかでよい雰囲気だそうですが、週刊文春によると、数多くの地雷があるとか。
「井上演じる日向は、恋人から『そろそろ結婚を』と迫られている。でも、『で、真央ちゃんはどうなの?』なんて気軽に結婚話はできませんよね(苦笑)」井上と“結婚秒読み”ともいわれていた嵐・松本潤がセクシー女優と交際していた二股愛騒動(本誌2017年1月5日・12日号)によって、二人の関係も不透明になっているのだ。「仲間にも、ダンナの浮気騒動があった。妊活をしていたらしいので『お子さんは?』なんて不用意な発言をする人はいない。役作りの邪魔になるから、うかつにプライベートの話なんてしません」(前出・現場スタッフ)仲間は、俳優の田中哲司と一四年に結婚。しかし、有名ヘアスタイリストの自宅へ通う田中の“三年目の浮気”を「FRIDAY」に激写されてしまった。[週刊文春より引用]
そもそも軽々しく「結婚は?」「子供は?」なんて、誰に対しても聞くもんじゃないと思いますけどね。
どちらも自分の意思だけでどうにかなるものではないですし。
『明日の約束』、元になった2005年の丸子実業での生徒自殺事件自体は、非常に考えるべき部分が多かったと思います。
モンスターマザー 長野・丸子実業「いじめ自殺事件」教師たちの闘い [ 福田ますみ ]
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それを全10話くらいのドラマにしようと思ったときに、暗い要素を詰め込みすぎたんでしょうか。
まず井上さん自身の親が毒親で、学校の生徒にも毒親が何人も、さらには唯一の清涼剤兼癒やしの存在で、場合によっては『過保護のカホコ』で竹内涼真さんが演じた麦野初的な存在にもなり得るかと思った井上さんの恋人役の工藤阿須加さんも、どこかおかしな押し方をすると思ったら、役柄は「既に亡くなっている兄の家庭内暴力を目の当たりにするなど、特殊な家庭環境の中で複雑な感情を抱きながら生きてきた。それが後に日向との関係にも影響を及ぼしていく」とのこと。
…ちょっと欲張り過ぎちゃったんですかね。