有吉弘行さんがラジオで河本準一さんが生活保護不正受給事件からなかなか復帰できないことに「河本くん、全然許してもらえないね」と触れ非難の声があがっています。

 

■有吉弘行が河本準一を擁護

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「次長課長」河本準一さんは、2012年に母親の生活保護費不正受給問題が報じられたことをきっかけに、それまで多く抱えていたレギュラーをすべて降板。

 

現在は少しずつ露出を増やしているものの、出るたびブーイングの声があがっています。

 

有吉さんはラジオで「ザ・クロマニヨンズ」のボーカルの甲本ヒロトさんがバイクで転倒し鎖骨及び肋骨を骨折する事故を起こした話題に触れ、名字のつながりで「甲本ヒロトさんより、河本くんの復帰、遅いね」と、未だに続くブーイングについて言及。

 

「河本くん、全然許してもらえないね」とネタにするだけのみならず、「なんだよ、あんな意地悪すんなよ、長い間」と続けました。

 

 

 

 

 

■河本準一の罪

 

有吉さんは河本さんに対して今も続く国民の拒絶反応を「意地悪」と表現しましたが、それは事実でしょうか。

 

5年も前のことなので事実関係があやふやになりそうですが、河本さんの母親の生活保護不正受給はかなりあくどいものでした。

 

2012年4月に女性セブンが報じた第一報は、年収5000万円の中堅人気芸人の母親が生活保護を受給しており、飲み会の席で「今、オカンが生活保護を受けていて、役所から“息子さんが力を貸してくれませんか”と連絡があるんだけど、そんなん絶対聞いたらアカン!タダでもらえるんなら、もろとけばいいんや!」と話していたというものでした。

 犯人は河本準一だった

 

生活保護は、やむにやまれぬ事情のある人のためのものであり、国民の税金を元に支払われています。

 

吉本は河本さんの年収を5000万円ではなく3000万円ほどだと訂正していましたが、それでも高収入に違いありませんし、母親については『すべらない話』でたびたびネタにし、母親をネタに本も書きながら養わず、それを「タダでもらえるならもろとけばいいんや」なんて言っていた人を、どうやって「許す」というのでしょうね。

 

騒動が大きくなり、河本さんは謝罪会見を開き、今後は返金していくと泣きながら話していました。

 

その直後、河本さんの妻の母も生活保護を受給していたことが明らかになりました。さらに、河本さんの姉、伯母も生活保護を受給していたという報道もありました。

 

自分の家族もいて、さらに扶養するのは大変だとは思いますけど、せめて自分の親だけでも、と思うものじゃないんですかね。

 

そんな河本さんに拒絶反応は仕方ないと思うのに、「意地悪」ってなんでしょう。

 

…というか、そもそも河本さんでないと、という番組もないですよね。次長課長のネタで笑ったことないですし。

 

有吉さんは好意的に受け入れられてきましたが、今回は触れなくてもいいことに触れちゃった感じでしょうか。