フジテレビの社長交代によって「打ち切り確実」と言われている「とんねるずのみなさんのおかげでした」。
ここ数年は視聴率の低迷に苦しんでいますが、それだけでなく、強力な後ろ盾となっていた絶対君主・日枝会長がまもなく株主総会で退任することから、もはやその運命は風前の灯火となっています。
宮内新社長は日枝派と言われていますが、社長就任の交換条件として「私のやることに一切口を出さないこと」を突き付け、その代わりに「二年で結果が出せなければ潔く身を退く」ことを宣言したといいます。
つまり、並々ならぬ決意を以ってフジの改革に挑もうとしているわけですから、収益を圧迫している不良資産はバッサバッサと切り捨てていくことは確実でしょう。
さて、番組終了となると、気になるのはとんねるず二人の今後。
唯一のレギュラー番組が消滅すれば、コンビの存続も危うくなると思われますが、実際には明と暗にクッキリと分かれそうだといいます。
まずは木梨憲武さん。
以前から精力的にアーティスト活動を行っていることは知られていますが、実はその世界では人気・実力ともにかなり認められているそう。
2014年に上野の森美術館で開催された「木梨憲武展×20years」は、個展としては同館の1日平均動員数がピカソ、ダリに続いて歴代3位だったといいます。
人類史に輝かしい功績を残した巨人と肩を並べるほどの人気だなんて、まったくとんでもないことですよね。。
また、来年公開予定となっている大ヒット漫画原作の映画「いぬやしき」での主演も決まるなど、アーティストとして活躍していることが俳優業にも良い影響を与えています。
お笑い芸人としてのキャリアにピリオドを打ち、新しいステージに向かって旅立つという意味で、「みなさんのおかげでした」打ち切りは良いきっかけになると見られています。
まさに、"第2のブレーク間近”といったところでしょうか?
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一方、ジリ貧なのが石橋貴明さん。
6月2日に発売された「日経エンタテイメント!」恒例の「一番嫌いなお笑い芸人ランキング」では、昨年に引き続いて1位に選ばれるなど、すっかり“嫌われ芸人”キャラが定着しつつあります。
かといって、芸人以外の分野で才能を発揮しているわけでもないですし、番組が終われば芸能界に居場所がなくなるのは確実かと。
こうなると、自身が代表取締役を務める芸能事務所・アライバルの経営に専念するしかなくなりそうです。
そういえば、最近は妻で所属タレントでもある鈴木保奈美さんの売り込みに必死になっているとか、番組制作会社を買収するとか、そういった噂もチラホラ聞こえてきます。
相方である木梨さんの活躍に便乗して事務所の拡大を図るというのが、もっとも現実的なのかもしれません。
ということで、「みなさんのおかげでした」終了までのカウントダウンが始まってしまったとんねるずの今後に注目です。
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