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「セクシー田中さん」の原作者である芦原妃名子さんが亡くなり、そろそろ2週間が経つなかで、日テレは直後の冷たいコメント以降、頑なに沈黙しています。

 

その理由が明らかになりました。

 

 

 

 

Contents

脚本家・相沢友子氏は原作者・芦原妃名子さんの希望を知らなかった

 

10月期に日テレで放送されたドラマ「セクシー田中さん」の放送が終了した12月末、脚本家の相沢友子氏がSNSで

 

 

「最後は脚本も書きたいという原作者たっての要望があり、過去に経験したことのない事態で困惑しましたが、残念ながら急遽協力という形で携わることとなりました」

 

「『セクシー田中さん』最終回についてコメントやDMをたくさんいただきました。まず繰り返しになりますが、私が脚本を書いたのは1~8話で、最終的に9・10話を書いたのは原作者です。誤解なきようお願いします。」

 

 

などと発信し、原作者である芦原妃名子さんが実写化にあたり、以下の約束をしていたことを明かしました。

 

 

「必ず漫画に忠実に描き、忠実でない場合は芦原さんが加筆修正する」

 

「完結していない原作漫画の今後に影響を及ぼさないよう、ドラマ終盤のあらすじやセリフは芦原さんが用意する」

 

 

原作者と脚本家、そしてテレビ局と出版社の関係性について大きな議論を呼ぶ中、芦原さんは「攻撃するつもりではなかった」としてSNSを削除。

 

 

1月29日、芦原さんが亡くなりました。

 

 

その訃報直後、日テレは責任逃れとしか言えないコメントを出したきり。

 

日テレが責任逃れ!「セクシー田中さん」芦原妃名子さん死去に対するお悔やみ=自己保身丸出しコメントが酷い

 

 

小学館も社としての発信はしないことを決めたといいます(後に小学館は編集部が独自のコメントを発表)。

 

そんな中、脚本家である相沢友子氏が芦原さんを追悼するコメントを発表したところ、相沢氏にとって、芦原さんの述べた事情は「知らなかったことばかり」とのこと。

 

 

脚本家・相沢友子が芦原妃名子さんを追悼。「何も知らなかった」で全責任は…

 

小学館は制作サイドに芦原さんの希望は伝えたと言っていて、でも脚本家は知らなかったことばかりだと言い。

 

 

もともと原作モノの実写化には制作サイドの事情による改変や原作者軽視が問題とされており、今後二度と同じことを繰り返さないためにも、何が原因だったのか明らかにする必要があります。

 

 

そのためにも日テレが口を開くことが必要なのに、沈黙を保ったままです。

 

 

日テレがこうやって完全沈黙するそのウラには大きな事情があるようです。

 

 

 

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日テレがダンマリを続ける理由

 

[以下引用]

「実は、小学館の発行する漫画『たーたん』を原作にしたドラマが、売れっ子俳優主演で4月から再び日本テレビで放送される予定なんです。放送開始を2か月後に控え、2月15日にはドラマに関する情報解禁を予定していましたが、両社の話し合いの末、一旦見送ることになったと聞いています」(制作会社関係者、以下同)

 

小学館と日本テレビが再びタッグを組むとなれば、世間の注目が集まるのは間違いないが、それほどまでに慎重にならざるを得ないワケとは。

 

「『セクシー田中さん』の時と同じプロデューサーが担当しているそうですよ。一連の騒動でこのプロデューサーも批判の的になってしまったので、日本テレビとしては判断が難しいのでしょう。また、原作は現在も連載中で完結していません。さまざまな要素が『セクシー田中さん』を想起させるため、どのように対応すべきか苦悩しているようです」

[週刊女性プライム]

 

 

日本テレビにドラマについての事実確認を求めるも回答はなかったそう。

 

 

プロデューサーの名前はすぐわかりますが、個人を攻撃する気はないので敢えて出しません。

 

 

原作者の方はSNSをやっていらっしゃいますが、実写化を匂わせてもいません。

 

 

事実なのであれば、非常に複雑でしょうね。

 

 

ただでさえ今後原作ありの作品の実写化には問題がありそうだと言われている中、まさかまた同じく小学館と日テレとは。

 

 

放送まであと2か月切っていればこれから何かを変えるのは難しいでしょうけど、スポンサーは関わりたくないことでしょう。

 

 

そういう事情なら、両社ともに沈黙するしかないのかも。

 

 

せめて、「たーたん」原作者の西さんの希望には忠実であってほしいですし、西さんも制作過程で何も不満を抱えていないといいのですが。