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TOKIO・長瀬智也さん主演のTBS日曜劇場「ごめん、愛してる」の初回が9日に放送され、平均視聴率が9.8%だったことが明らかになりました。

 

同枠ドラマの初回が1桁台となったのは、昨年1月期の香取慎吾さん主演「家族ノカタチ」以来のことで、史上ワースト2位の記録。

 

しかも、全く注目を集めていたなかった裏番組のフジテレビ「警視庁いきもの係」が、まさかの8.9%をマークしたことで、これまで圧勝続きだった日曜劇場が負ける可能性まで取り沙汰されるようになりました。

 

『愛してる』は、2004年に韓国KBSで放送され大ヒットしたドラマで、舞台を日本に置き換えて制作されている。ただ、初回の序盤から中盤まではソウルが舞台で、セリフの大半は韓国語。韓流リメイクドラマというだけで拒否反応を示す人が少なくない中、それを前面に打ち出した展開に、『いきもの係』に流れた視聴者も少なくなかったようだ。

「韓流ブームの頃ならともかく、なぜいま韓国ドラマのリメイクなのか? しかも、この枠でラブストーリーというのは違和感ありすぎです。『日曜劇場』ではなく、『金10』枠あたりが適切だったのでは?」(テレビ誌関係者)

日曜劇場は、『半沢直樹』『下町ロケット』のようなビジネスドラマ、前クールの『小さな巨人』のような硬派なドラマが主流で、コアなドラマファン、男性が主たる視聴者層。同枠で韓流リメイクのラブストーリーは、少々無理があったかもしれない。

[日刊サイゾーより引用]

 

ネットを見ても、「長瀬だから観よう」と見始めたもののあまりに韓国色が強くてダメだった、とか、韓国ドラマを観ているのかと思った、といったコメントが多々見られました。

 

長瀬さんのドラマはおもしろいのに数字が伴わないと言われていたのが、『フラジャイル』あたりからおもしろくないし数字も低いと言われるようになっています。

 

そんな中、優良ドラマ枠であり期待度も高いTBS日曜劇場での主演は良いところを見せるチャンスだったんですけどね。

 

そのチャンスを有効活用するならば、韓流ドラマのリメイクはよくなかったのではないでしょうか。

 

日刊サイゾーには「ヒロインには吉岡里帆、3番手には坂口健太郎というブレーク中の若手2人が起用されているが、この2人でどれだけ視聴者を引っ張れるかがポイント」とありましたが、この二人もちょっとむずかしいような。

 

ネットの評判を見ると、長瀬さんのラブストーリーだと楽しみにしていた吉岡さんみたいな演技がヘタでかわいくもない人に長瀬さんがおっちゃんと呼ばれてるのに耐えられない、というコメントや、坂口さんに至っては役作りがうますぎたのか、「韓国人かと思った」と拒絶感を示す人も。

 

話が暗いというのも、日曜の夜には向かないかもしれません。

一方、『いきもの係』もドラマ自体の評価がいいわけではありません。

 

もともと夏は外出率が高くドラマの視聴率は伸びないと言われ、実際昨年の7月クールの1位の『家売る女』は11.6%、2位の『仰げば尊し』は10.6%、3位からは一桁という結果でした。

 

しかし、2015年の1位『花咲舞が黙ってない』は14.5%、2014年の1位『HERO』は21.3%だったと思うと、良作はちゃんと人を呼ぶんですけどね。

 

夏とは逆に在宅率の高さから高視聴率が期待できる秋の日曜劇場は、池井戸潤さん原作、役所広司さん主演の『陸王』が放送される予定です。

 

ドラマファンとしては、そちらが楽しみです。

2017年秋ドラマまとめ

 

※原作は面白いですよ!