- 投稿 2017/05/24
- 芸能 - ジャニーズ - 芸能
相葉雅紀さん主演「貴族探偵」第6話の平均視聴率が、これまでで最低となる7.5%だったことを受けて、ついにフジテレビの名門月9枠が次クールを以って廃止となることが決定したといいます。
同ドラマは、月9ドラマ枠の30周年記念作として、フジテレビが総力を結集して作り上げた力作でしたが、前クールの「突然ですが、明日結婚します」が記録した月9史上最低視聴率5.0%を下回る可能性も浮上するほどに苦戦中。
さらに、先日退任が発表された亀山社長は月9低迷の詰め腹を切らされたとも言われており、すでに業界では「枠廃止はやむを得ない」という見方が大勢を占めています。
■誰も出たがらない月9
ここ最近の月9は毎クールのように低視聴率が話題となり、もはや完全にそのブランド価値は過去のものとなっています。
ただ、フジテレビは月9に限らず、他のドラマもここ数年は総崩れの状態が続いており、回復の兆しも全く見えていません。
そのため、すでに大手芸能事務所は軒並み、自社の俳優をフジに出すことを渋り始めていたといいますが、国民的アイドルである嵐のメンバーを主役に据え、さらに超豪華なキャスト陣を揃えたにも関わらず惨敗となった「貴族探偵」の体たらくを見て、一斉にフジのドラマから撤退する可能性も出てきています。
それはもちろん、ジャニーズ事務所も同様。
今年10月期には木村拓哉さんの主演ドラマで内定していたといいますが、ジャニーズとベッタリだった亀山千広社長の退任が決まったこともあり、ジャニーズは正式にキムタクの出演を断ったとのこと。
これにより、秋以降の月9は企画もキャスティングも白紙となり、今からゼロから立ち上げていくのは相当厳しい状況となっているようです。
※月9の栄光を築き上げたキムタクが、月9に引導を渡す…
【送料無料】 木村拓哉・山口智子 ロングバケーション DVD
|
■スポンサー選びも難航中
また、キャスティングだけではなく、スポンサー選びも難航しているといいます。
月9枠は過去の長い取引の関係もあり、ここ最近の低迷にも関わらず大手スポンサーは見捨てずに復活を待っていてくれていました。
そんな中、前期の西内まりやさん主演「突然ですが、明日結婚します」が月9史上最低となる全話平均視聴率6.6%という悲惨な数字を叩き出し、スポンサーが一斉に手を引こうとする事態が発生。
それに対し、フジはなんとか超人気グループである嵐の相葉さんを主役に据え、主役級の俳優をズラリと揃えることで、スポンサーをつなぎとめたものの、今期の「貴族探偵」はアッサリと大爆死してしまいましたからね。
さすがに企業側もこれでは社内的な合意を得ることは難しいですし、これ以上のスポンサー契約はムリでしょう。
次期の山下智久さん主演「コード・ブルー」は、過去シリーズが高視聴率をマークしていたこともあってなんとかスポンサーは確保できたようですが、それ以降は全く見通しが立っていないとのこと。
企画も白紙、キャスティングも全くの未定、そしてスポンサー確保も絶望的となれば、選べる道はただ一つ。
現在、フジテレビ社内では社長が交代して新経営体制になるのを機に、改革の姿勢を世間に示すためにも「コード・ブルーを最後に月9枠は廃止」となることが決定しているそう。
フジテレビの栄光の象徴とされてきた"月9”は、その立役者である亀山社長とキムタクの退場とともに、その歴史に幕を閉じることになりそうです。
※最後くらい、有終の美を飾って下さい。
コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命 スペシャル [ 山下智久 ]
|