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6月一杯でフジテレビ会長の座を退き、代表権のない取締役相談役に就くことになった日枝久会長に注目が集まっています。なぜかというと、彼がフジテレビが再生できるかどうかの鍵を握っているからで…

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先日、決算説明会で取材に応じた日枝氏。

 

「これまでも執行上のことは社長に任せ、指示したことはない。今後も新会長、社長をバックアップするだけ」と話していましたが、1988年の社長就任以来、29年間以上にも渡ってフジテレビのトップの座に君臨してきたのは異例のこと。

 

そのため「今後も院政は続くのでは?」という見方も根強くあるようです。

 

「亀山社長が更迭されBSフジ社長になることで、ズタズタだったドラマは“亀山案件”がなくなり、自由なスタンスで作れるようになると思います。一方、本当に日枝さんの影響力がなくなるのかは分かりません。“リトマス試験紙”になるのは『とんねるずのみなさんのおかげでした』でしょう」(フジのベテラン社員)

 

「『みなさんのおかげでした』は、マンネリ化に加え二人の人気も落ちて、視聴率はヒトケタが続き、五%程度のときも少なくない。二人合わせて一本七百万円とも言われるギャラもネックでした。ここ数年はフジ内部からも『もう打ち切った方がいい』という声は聞こえていました」(テレビ誌記者)

 

「日枝氏が編成局長時代に『夕やけニャンニャン』でとんねるずがブレーク。社長時代に『みなさんのおかげです』で高視聴率を叩き出し、フジ黄金期に大きく貢献した。以来、とんねるずの番組は“日枝物件”と呼ばれ、特に石橋貴明とは食事やゴルフに行く仲です。亀山社長はタモリの『笑っていいとも!』は打ち切りにできても、とんねるずはついに切れなかった」(芸能デスク)
[週刊文春より引用]

 

なるほど、とんねるずを切れるかどうかが、日枝会長の権力が潰えたかどうかの判断材料になるというのは納得です。

 

亀山氏は社長就任直後から「日枝会長の傀儡過ぎない」という陰口を叩かれていました。

 

実際、自身の退任を直前まで知らされておらず、それを知らされたときには相当な驚きを見せていたそうですから。

 

一方、宮内新社長は芸能界とは「全く無縁」の人物で、芸能事務所との利害関係のしがらみには全くとらわれないで改革を断行できる可能性はあるでしょう。

 

しかし、亀山氏と同様、やはり宮内氏も日枝会長の派閥に所属していることは事実。

 

低迷するフジテレビが再浮上するためには、ドラマやバラエティを問わず、結果を出せていない番組を見直していくことが不可欠ですが、その代表とも言える「とんねるずのみなさんのおかげでした」を10月改編で切ることができるのかどうか…

 

フジテレビが本当の意味で再生できるのかどうか、注目です。

 

 

※人のこと言ってる場合じゃないでしょう。

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