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現在放送中のTBS日曜劇場『陸王』と、2019年放送予定のNHK大河ドラマ『いだてん』がそっくりだと話題になっています。
『陸王』は池井戸潤さん原作のドラマで、100年続く老舗の足袋屋こはぜやが時代の流れに流され経営危機に陥り、新規事業として「怪我をしないランニングシューズ」を開発、成功するまでを描いたものです。
こはぜや社長を役所広司さんが、ライバル会社の営業部長をピエール瀧さんが演じています。
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一方の大河ドラマ『いだてん』は、日本が初参加した五輪ストックホルム大会の3年前である1909年から、1964年の東京大会までを実在の人物たちで描くもので、主人公はマラソンの金栗四三(かなくり・しそう)選手と水泳指導者の田畑政治(たばた・まさじ)氏のリレー形式で、中村勘九郎さんと阿部サダヲさんがそれぞれを演じます。
そっくりなのは中村勘九郎さんの金栗選手が老舗の足袋屋と二人三脚でマラソンシューズの開発に取り組むというエピソードで、『いだてん』ではピエール瀧さんが足袋屋を演じ、『陸王』で足袋屋を演じた役所さんは金栗選手の恩師役で出演するとのこと。
それぞれ実話ですし、昨年の今頃には制作発表をしていたTBSには当然なんの狙いもなかったでしょうし、NHKは東京五輪前に大河で盛り上げようとこうなったんでしょうけど、何もキャストをかぶらせなくても。
2017年10月クールと2019年1月から放送される大河で間に丸一年あるとはいえ、既視感あるでしょうね。しかも、悪役だったピエール瀧さんさんが今度は逆の立場ということですし。
そのあたりが気にならないくらいの作品になるといいですね。