フジテレビの伊藤利尋アナウンサーが『とくダネ』で専業主婦について「お金を稼いでいない」と発言し大炎上しています。
話題になっているのは、番組の「女性が怒る何気ない一言」という企画で、専業主婦の妻が夫へプレゼントを渡した際に「俺のお金で買ったんだよね?」と言われたという件です。
これに対し、山崎夕貴アナウンサーは目を丸くして「最悪!最低!」と激怒しましたが、伊藤アナは「でもそうなんでしょう?そうなんですよね?実際俺のお金なんでしょ?妻は働いてない」と発言。
山崎アナは「じゃあ、伊藤さんは一生奥さんからのプレゼントはいらないってことですよね?」、小倉智昭さんも「でもこれは絶対言っちゃダメ。働いてなくてもそれだけのことはやってるんだから、家庭で」と返し伊藤さんが劣勢になりました。
伊藤アナは「ちょっと待って下さい~。ぼくが言ったんじゃないです。つい言っちゃったんだろうなって…」と、単に夫の気持ちを想像しただけだと弁明しましたが、まあもう遅かったというか…
専業主婦の家庭の場合、現実に外からお金をもらっているのは夫、というのはそのとおりで、妻は直接お金を得ているわけではなく、金銭的に夫に依存しているのは事実です。
しかし一方で、家事というのは独身でも既婚でも発生するもので、日常生活を送るためには誰かがその家事をする必要があります。
その夫はもしも独身なら全部自分がすべきところを、専業主婦の妻にやってもらってる、つまり家事面では妻に依存しているわけです。
離婚するときに財産分与が認められるのも、妻が家事や育児を行うことで夫が財産を形成するのに寄与したと国家が認めてるからです。
まあ、その家庭がどんな家事分担をしているか、なぜ専業主婦なのかわかりませんし、世の中には信じられない主婦もいるようですが、一般的に考えれば専業主婦の妻が家事を担当し、夫が外で働いているのは単に役割分担です。
お互いに助け合ってると考えればプレゼントを貰って「俺のお金で買ったんだよね?」なんて言葉が出てくるわけないですし、「でもそうなんでしょう?そうなんですよね?実際俺のお金なんでしょ?妻は働いてない」なんて出てこないでしょうね。